エヌ・エー・イー・ティー・ジャパン
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NAET(エヌ・エー・イー・ティー)®とは
増え続けるアレルギー疾患

アレルギーというと、一般的に思い浮かぶのは花粉症やじんましん、アトピー性皮膚炎、気管支喘息といったところですね。そしてまた、卵や牛乳、米、小麦などが食べられないというお子さんも近年増えているのです。そのほか化学物質や電磁波に対して過敏反応を示す方も増えてきています。

なぜこのような病気が増えてきているのでしょうか?いろいろと言われますが、本当の理由はまだ誰にもわかりません。しかし、ここ50年位の間に人々の暮らしは大きく変化しました。そしてこれからもどんどん新しい便利なものが開発されるでしょう。

 今まで何万年もかけて作られてきたわたしたちの身体や遺伝子が、この50年で増えつつある新しい食品や物質に十分適応できていないというのは事実です。進化しつづける近代産業の中にあって、我々の身体はまだ進化の途中にあるようなものです。

 今現在これらの病気に対する施術法は、すべて原因となる食品や物質を避けるしかありません。そしてアレルギー反応を抑えるために、ずっとステロイド剤や抗アレルギー剤を飲みつづけなければいけません。

NAET®の誕生

Dr.Nambudripadの資格

DC :  公認カイプラクター
LAc: 公認鍼灸師
MD : 医師
PhD: 博士号(鍼灸)

NAET®(NAMBUDRIPAD'S ALLERGY ELIMINATION TECHNIQUES)を開発したデビ・S・ナムブドゥリパッド先生は、インドで生まれました。子供のころから病弱で常に全身の疲労・痛み、慢性の鼻炎・咳などに苦しんでいました。食事もまともに摂れずにやせ細っていたそうです。インドでいろいろな医師に診てもらいましたが、体調に変化はありませんでした。唯一体調がよくなったのは、ある医師に指示されて米とブロッコリーだけの厳格な食事制限をした時だけでした。

その後もっとよい治療法はないものかとアメリカに渡り、カイロプラクティック・中国医学・鍼灸・西洋医学のすべてを学びました。

そしてある日、不思議な発見をしました。デビ先生はお腹が空いていたのですが、ご飯が炊いてありませんでした。にんじんは苦手でしたが、あいにくそれしかなかったため、生のにんじんを口にしました。自分で何ヶ所かのつぼに鍼を打ち、にんじんをかじっているうちに眠ってしまいました。その後、いつもなら痛みで目が覚めるのですが、この時は目が覚めるとそれまでになくとても気分がよいことを感じました。

そこで学んだのです。鍼を打ちながらにんじんを手にしていたことで、にんじんと自分との関係が何か変わったことを。

これがNAETの出発点です。ここからいろいろな試行錯誤の上、東洋理論医学を用いた診断法とカイロプラクティック理論を用いた施術法によって、現在のようなスタイルが出来上がったのです。

アレルギー除去療法の革命

NAET®でいうアレルギーとは、個人のもつエネルギーと反発し、その結果個人の持つエネルギーを下げてしまうもの全てのことをさします。ですからアレルギーを引き起こす原因も、卵やほこり、ダニ、化学物質だけではありません。全ての食べ物、飲み物、薬、吸い込むもの、身に付けるもの、触るもの、見るもの、聞くもの、環境因子、感染物質、人、動植物、感情・信念など、この世に存在するすべてのものがアレルギーの原因(アレルゲン)となりうるという考えです。

これらすべてのものがアレルゲンとなりうるということは、アレルギーによって起こる症状も、またその症状が起こる場所もさまざまであるということです。一般的なアレルギー症状として知られているのは、くしゃみ・鼻水・咳・蕁麻疹・湿疹でしょう。しかしNAETでいうアレルギー症状には、先の症状以外にも、さまざまな痛み・かゆみ・しびれ・めまい・不眠・睡眠障害・下痢・便秘・吐き気・頭痛・耳鳴り・中耳炎・外耳炎・ドライアイ・眼精疲労・慢性疲労・倦怠感・高血圧・低血圧・貧血・糖尿・血尿・タンパク尿・おねしょ・しみ・脱毛・パニック・うつ・多動・学習障害・自閉・各種過敏症など、実に350以上もの症状が含まれます。詳しくは、アレルギー症状が自分でチェックできる問診表をご覧ください。

花粉症と腰痛を持っているというような方は実際多いのですが、一般的な治療では、花粉症の時期になると耳鼻科で抗アレルギー剤をもらい、腰痛になると整形外科に行って痛み止めの薬やシップをもらうという繰り返しが続くのです。またアレルギーマーチといって、アレルギーによる症状はあちこち移動しますから、花粉症の時期は腰痛が軽いとか、花粉症が治ったと思ったらアトピー性皮膚炎になった、腰痛が治ったと思ったら喘息になった、ということが実際起こるのです。

NAETでそのような患者さんを検査すると、その原因が卵などの食べ物やカビであったりするのです。原因となっている食品などのアレルギー除去の施術が成功すれば、花粉症にも腰痛にも一生煩わされることなく過ごすことができます。完全に施術が済んだものは再発しませんから、アレルギーマーチによって別の症状にかわるということも起こりません

アレルギーによって体の中で何が起こっているのか

食品および栄養素にアレルギーがあると、せっかく食べた食品・栄養素がきちんと消化吸収されません。これによって栄養素の不足が生じ、正常な身体・精神活動が妨げられてしまいます。またアレルギーがあるということは、それを摂ったり、身につけることで自分のエネルギーを下げてしまいますから、パワーのない疲れやすい身体になってしまいます。

またアレルゲンが体内に入ってくると、脳は防衛反応として、体中を流れるエネルギーの流れを止め、アレルゲンの更なる進入を防ごうとします。この防御機構によって、エネルギーの流れをせき止められた上流ではエネルギーがあふれ返り、下流ではエネルギーが枯渇してしまいます。その結果、痛み・かゆみ・しびれなど、さまざまな症状を引き起こします。

食品および栄養素のアレルギー除去の施術を行うと、まずそれらがきちんと難なく消化吸収されるようになります。その結果身体を作る材料が容易に手に入り、その材料から細胞や組織を完璧な形で構築し、機能させることができるようになります。

またアレルギーのない食品を日々食べることで、体にパワーがみなぎり、身体機能が活発に働き始めます。

重金属や毒物にアレルギーがあると、食品とは逆の反応が起こります。これらは虫歯治療に使われる水銀アマルガムのようなものだけでなく、水道水や農薬、魚貝からの食物連鎖、輸入・備蓄穀物、ナッツ類、タバコなどから日常的にわたしたちも口にしているのです。本来これらの物質は身体に不必要かつ有害ですから肝臓・腎臓・皮膚などを通して排泄されなければいけないのですが、重金属・毒物にアレルギーがあると排泄できずに身体に蓄積していきます。これらが血液中や内臓、脂肪に蓄積することで、痛み・しびれ・慢性疲労・各種内臓疾患などを引き起こします。

重金属や毒物のアレルギー除去の施術を行うと、それらがきちんと排泄されるようになります。

特別な健康食品などの手を借りずに、デトックス(解毒)ができる身体になります。

酸・アルカリにアレルギーがあると、消化吸収に不可欠な胃酸(酸)や腸液(アルカリ)にもアレルギーがあるということになります。その結果として、消化吸収機能が低下します。また食品にも酸性・アルカリ性という分類があるのですが、酸・アルカリのアレルギーによって血液や体液のpHバランスが崩れます

一般的にアレルギー体質の方は血液のpHバランスが酸性傾向です。細菌・ウィルス・真菌・カビ・寄生虫などは酸性体質を好み、血液のなかで増殖していきます。その結果として多くの慢性疾患、リウマチ疾患、神経疾患、精神疾患との関連も指摘されています。

ホルモンにアレルギーがあると、さまざまな生理機能が正常に働かなくなります。食品、特にタンパクのアレルギー除去を行うことでホルモンの材料が手に入り、きちんと生産することができたとしても、ホルモン自体にアレルギーがあっては、身体の中で作られたホルモンを正しく使えないということになります。

酸・アルカリ・ホルモンなどの体液に対するアレルギー除去の施術を行うと、それらが自分の身体の中で十分機能することができるようになります。その結果、消化薬を飲んだり、ホルモン剤などの補充療法をする必要がなくなります。また身体のpHバランスが正常の弱アルカリ性に保たれれば、各種感染源からの影響を受けずにすむようになります。

身体に必要なものがきちんと消化吸収され、それらが正常に機能し、不必要なものがきちんと排泄されていることが、丈夫な体を手に入れるための最低条件なのです。

どんな施術内容なのか

NAET®では、“症状“は単なる“結果“でしかないという考えに基づいて施術を進めていきます。ですから症状を追いかけるような施術はしません身体が正常に機能するためにもっとも重要な15の基本的栄養素および食品から順を追って施術していきます

 NAETは現在の症状を取り除くためだけでなく、根本的な体質改善および将来の疾病予防として十分な効果を発揮します。この15本の柱は、どんな雨風・地震(ストレスや過労)にも壊れない丈夫な身体を手に入れるための最低限必要、かつ最大限有効な必須項目です。これはデビ先生の20年の臨床経験から得られた答えです。

 15本の柱とは、BBF(自律神経バランス)、卵、カルシウム、ビタミンC、ビタミンB、砂糖、ビタミンA、鉄、ミネラル、塩、穀物、イースト、酸、アルカリ、ホルモンのことです。

 このように砂糖や塩、ビタミンにまでアレルギーがあると思っている人は、まだまだ多くありません。しかしこういった毎日毎日口にしているものが自分の身体にきちんと消化吸収できているかを、健康食品に走る前に、まず疑わなければいけないのです。

 これら基本的な15項目の施術が完成すれば、80%の患者さんは症状が軽減・消失します。ほかの20%の患者さんには、これ以外にも多くの食品や環境物質など、症状の原因に対して施術を続ける必要があります。

どんな検査・施術を行うのか

 検査は東洋医学の知識から、身体エネルギーの流れを何が、どこで遮断しているのかを突き止めます。検査に使うものは、患者さんの筋肉だけです。カイロプラクティックによる施術で使われる検査法をNAET独自に神経筋敏感反応検査(NST)として用います。

患者さんは上向きで横になり、あるものを持った時に、もともと強い筋力が強いままか、それとも弱く変化するかを検査します。

例えば、強かった筋肉が米を持っても強いままであれば、米は自分のパワー(エネルギー)を高めてくれる食品であり、施術の必要がないことがわかります。しかし、強かった筋肉が米を持つことによって弱くなってしまったら、米は自分のパワー(エネルギー)を下げてしまう食品ということになります。自分のエネルギーを下げるものを食べつづけることは、慢性疲労だけでなくさまざまな症状や病気の原因となるので施術する必要があります。

この場合の施術は、うつ伏せで米を手にした状態で、背骨周りから脊髄神経を通して全身に刺激を送ります。施術後の再検査で、米を持っていても筋力が強いままであれば施術は完了です。

誰でも検査・施術が受けられるのか

NAET®は非侵襲性で、副作用のない施術法ですから、どなたでも安心して施術を受けることができます。またNAET独自の方法で、施術前に身体からの施術許可を得ることを前提にしていますので、何らかの理由で施術許可が降りなかった場合には、その日の施術ができないこともあります。

乳幼児・小児・老人・妊婦・衰弱している人・身体障害者・自閉症・多動症・動物などは、一人で検査施術を受けることが困難になります。この場合は家族などを代理人として、本人に代わって施術を受けてもらうことになります。患者さん本人は代理人に触っているだけですので、何の苦痛もありません。しかも施術効果は自分で受けるのと何ら変わりありません。

NAET®は誰が行い、またどこで受けられるのか

デビ先生の30年以上(発見は1983年)にわたる臨床経験と豊富な症例に共感する大勢の施術家が、NAET®を学びに世界各国からやってきます。現在北米・ヨーロッパを中心として世界中に広がりつつあり、ここ日本では2005年からデビ先生を招いてセミナーが開かれるようになりました。受講資格は基礎医学を学んだものに限定され、医師、歯科医師、看護師、理学療法士、カイロプラクター、鍼灸師、按摩・マッサージ師、柔道整復師、獣医師がこれにあたります。2017年1月現在、NAET公認施術者は日本に34名おります。
現在の公認施術者は、NAET公認施術者一覧をご覧ください。

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